前回、すんごい前向きな投稿したすぐあとにやられました。
なんとこちらにきて一週間目、現金を盗られました。涙
愛しの中南米に帰ってきて早くもすでに一週間(以上)….。
オーストラリアで泣く泣くお別れしたしの&ぶち夫妻にもサンクリストバルデラスカサス(メキシコ)で再会でき、
あとはかつて知ったるサンペドロララグーナ(グアテマラ)の学校の寮に入って
数ヶ月スペイン語の勉強に勤しむだけ…と思いきや、やられました〜〜。
正直、友達もちょっとひく位警戒してましたし、厳重管理していました。
宿に着いたらすぐ貴重品ボックスには(鍵をかけて)必ず入れていたし、
そこから出すときはサブバッグ(鍵付き)にいれ必ず目が届く所に置いてました。
サンペドロに着くまでドミばかりでしたし、中身を見るのを控えていました。

というよりは誰にも触らせていないので見るまでもないだろうということで、現金の入った袋をチェックしていませんでした。
サンペドロに着いた日は夜7時半を過ぎていたので学校から近場のホテルに泊まり、
大きいバッグパックに貴重品を入れ鍵をかけて出かけましたが、20分ほどで戻ったので盗られたのはここのホテルではないかと。
今思い出しても怪しいと思えるのは学校を二年ぶりに訪れ、部屋を用意するからと言われ荷物を全て置いて
(その時入り口にはスタッフ(経営者の家族)がいたのでちょっと危ないかなと思いつつ)部屋を見に行きました。
正直、以前から知ってる学校に着いて気持ちが緩みました。
部屋を用意してもらい、少し落ち着いたので出かけようと、
部屋に置いたバックパックに貴重品を入れいつものように鍵をかけて3〜4時間ほど市場へ。
寮へ帰り、学校の支払いの時、貴重品を部屋に取りに行った時最初の異変に気付きました。
バックパックの鍵が開いている…。
私はもはや長旅の中で鍵を閉めることが習慣になっているので、開いているということはありえません。
そしていざ学費と部屋の賃料を支払う時、決定的におかしいということに気付きました。
私はいつの旅でも現金を封筒に小分けにして表に金額を書いて、
使った分も追記してテープでびっちり止めて現金を管理しているのですが…メキシコで100ドルしか両替していないのに、
現金が減っている。明らかに。
青くなりながらも支払いを終え、急いで部屋に戻り何かの間違いじゃないかと確認したら、やられてました。
現金にして1240ドルと、ユーロ少々。

まあ凄いのはこの時の私の焦りよう。
一人っきりで「なんで?….なんで?」を100回位言いました。笑
盗られたのはほぼ100ドル札。
日本円と他の貴重品には手を付けず。(どちらも足がつくからか?)うわあー。
封筒にびっちり貼ったテープもそーっと剥がしてわからないようにしてある上、
姉に頂いたお餞別の封筒の中身などからも100ドル札が抜かれていました。最悪。
その足でサンティアゴデアティトランに向かい土着の神様マシモン様に犯人を呪い殺して貰おうかとも思ったのですが、
とりあえず思いとどまりました。

夕方帰ってきた信用できる先生二人にひとまず小声でお金を盗られたことを伝えたのですが(犯人は内部の人間だと思ったので)
でも先生曰く 「今までそんな犯罪はここで起きたことはないのでそれはないだろう」「メキシコで盗られたんだろう」とのこと。
いやいやいやいや、私の厳重管理なめんなよ?と言いたい気持ちをこらえつつ、自分の身に起こったことをつたない言葉で伝えました。
先生たちも警察呼べとは言わないし(呼んでも警察は役立たずだから?犯人は内部にいるからか?)どちらにしろ現金は戻ってこないしで…..その後、特に何もしていません。

でももう色々言ったとして後の祭だし、正直ここまで管理しても盗られたのでもう諦めるしかないです。。
まあ悪いのは犯人ですけどね。間違いなく。
学校を出た方がいいのかとも思ったのですが、2年間ずっとここの学校に帰りたいと思っていたのに、
それで出るのは悔しいと思い一ヶ月はいることにしました。(もうお金払っちゃったしね)

早く忘れて勉強に精を出そうと思ったのですが、やはり今いる部屋で盗られたと私は思っているので、
どうにもモヤモヤするし、緊張する。
部屋に入る時誰かがいたらどうしよう、とか、外で大声がする度に無駄にドキドキする日々。
勉強してても、ほんとにいつ盗られたんだろうと頭の片隅で考えていることが多くなりました。
元々海外で夜に外を出歩くことはありませんでしたが、今は前以上に気をつけるようになりました。
でも今感じているのは、犯人が多分内部にいるのにはっきりしない…
コロンビアで真昼間にナイフを突きつけられてカメラを盗られた時とはまた違う、得体の知れない奇妙な気持ちです。
それからというもの、この部屋はもとより、私の中でサンペドロ自体に恐怖が芽生えてしまったようで、

先生達と家族がいい人であればあるほど、なにかの拍子に「彼らの誰かがもしくは仲間がいてそいつらに盗らせたのでは…」とか
思ってしまう自分に段々嫌気がさしてきました。
今いる学校は家族経営なのですが、姉妹の一番下の子が私の部屋に入ってきて、
私が一瞬外に出た時その子がサブバックの閉まっていた鍵をいじっていたんですね。
小さい子だからただ気になっただけなのかもしれないのに、ちょっと怒りそうになってしまいました。
盗ったのこの子かも…とか疑うのに疲れました。汗
もし盗ったのが彼らなのであれば、盗られてもなおここに居続ける日本人、
バカなほどにお人好しだなと思われてるのかもなーとも考えています。

去年の夏は旅人が異常に少なくて経営がまずくなったとか、グアテマラ人は子沢山で貧しい家が多いだとか、
先生の口から聞いたそんな話ばかりが頭をちらつきます。
やっぱり外国人て心の底からは信用しちゃいけないのか…なんてことも考えます。悲しいですけど。
(最近はこっちで泥棒している日本人女子の話も聞きますが。日本人の恥ですね。
多分そういうのは病気だと思うので、早く帰国して更生して欲しいですね)

サンペドロララグーナは気候もよく、人も優しく、コーヒーも美味しい、小さい町ながら素晴らしい場所です。
大好きな場所です。だからこそ戻ってきたかったのですが、
でもそんな好きな場所や人が一つの出来事でこんなに変わってしまうものなのかと、悲しい思いです。
とりあえず交通機関がゴタつく年始年末はサンペドロにいる予定ですが、
来年1〜2月にはアンティグアか、シエラか、サンクリへ戻ろうかと考え中です。
どっかいい学校や先生いますかねえ…。

(あと勉強中は日本人をなるべく話さないようにする方向です。日本人大好きだからつらい。笑)
早いものでもう師走。終わりよければすべて良しと言えるような年末にしたいです。
とりあえず、怪我なども無かったので(それだけがましだったかも)、前向いていきます!

(冷静に書いてるようですが、超腹立ってますからね。犯人いたら殴りたい気持ちです)
同じく世界を旅している皆様、くれぐれもお気をつけて。
私もこれ以上変なことに巻き込まれないよう気をつけます!
※写真はサンペドロを歩いてると見える風景。
ほんとに綺麗なところなんですよ!!

アティトラン湖が見える道すがら。
こんなに山がはっきりと。