間が空きすぎてどこから書こう。

結論からいうと、今現在パースにいます。
二度と戻って来ないと思うほど戻って来ちゃう事ってあるよね。
まさかの出戻りパース!笑
オーストラリア生活も一ヶ月半以上経過。

なぜパースに出戻っているかというと….。
そもそも私たちはシドニーから数時間行ったところのド田舎のキャラバンに、
ミートファクトリーの仕事待ちという名目でスミレちゃんとルンルン楽しく暮らしてたわけですね。
一ヶ月の間、ほぼ毎日2〜3時間キャラバン内のクリーナーをすることで家賃をタダにして貰いながら仕事を待っていました。
(でも明らかにイリーガル。オーストラリアでは働いたら最低賃金17ドルなんですが、時給換算するとクリーナーは8ドル位…)
でも仕事を貰えるためならば、といつもニコニコ、日本人特有の勤勉さで汗水垂らして一生懸命お掃除してたわけです。

ですが私たちの行ったタイミングが数年に一度のバッドタイミングだったらしく、人事の人からは一ヶ月の内何度も何度も
「芝生が育たなくて牛の出荷が遅れてる」「今すぐは難しい。従業員もシフトを減らされてる」
「男子は決まるかも、女子は無理」など遠回し(でもないな)に今すぐには仕事は手に入らない、
少なくともクリスマスまでは……などなど、耳にタコができる位聞かされまして…。

こっちは時間が限られてる身なので、もうそんなの聞かされたら一刻も早く決断して出て行こうとするわけです。
ある時、今週採用貰えなかったらまた来週まで(長い長い一週間…..)待たなきゃいけない、という日に人事の人に呼びだされ、
「何度も言ってるけど、今週は難しい」
……覚悟はできてたけど、うん。よし、出よう。
そう決意し、山を降りて図書館へ。(Wi-Fiを求めて)
次のステップを決めるためです。

するとそのタイミングでスミレ携帯に電話が。
「二人とも!インダクション(仕事)決まったよ。おめでとう」
……………………………チーン。
なんなの。
午前中「(決定打の)いらない」発言から数時間、
午後「採用決定!」……ほんとなんなの。意味不明。
こっちにきて浮き彫りになったのは、エージェントとキャラバンオーナー、
そして工場に人材を送り込む人事の人の三角関係(あくまで予想。)
私たちの使った悪徳エージェントはキャラバンに人を送り込み住まわせる▷
キャラバン側儲かる▷キャラバンオーナーはエージェントに金を払う。

さらにいうとエージェントは「ファクトリーに仕事ありますよ〜〜席空いてますよ」というニュアンスで求人サイトなどで告知しますが、
実際にはウェイティングリストに名前が乗るだけ。
それなのにやたらエージェントは焦らせるような事をいいます。
急いでキャラバンには着いたものの、仕事にはいつか必ず就けるけど、それが三日後なのか、三ヶ月後なのかわからない……という状態です。
それは私たちもここにきて初めてわかりました。
仕事が決まらないとふんだ私たちはエージェントに電話をかけて
「仕事が手に入らないからお金を返して欲しいんですが」と言っていたため、
エージェントは無理やりにでも私たちを仕事に就かせないと、と焦ったようで
今回の使った悪徳エージェント(凶暴韓国人オーナー)は人事の人にかなり猛烈に電話をかけて、無理やり私たちをねじ込んだようです。
ねじ込まれなかったらきっともっと待ってた事でしょう。

というか、もうここを出る準備してるのに、そんなタイミングで言われましてもー!!!
私たちの使った悪徳エージェントは未だにいろんなところに広告出してます。
ちなみに対応してくれたのは日本人男性(イニシャルK・K)でしたが、
なんの権利も持ってなくて凶暴な韓国人オーナーに顎で使われてる感じでした。
Facebookのワーホリページにも頻繁に求人広告出してましたね。
というか普通にFacebookに顔出してましたね。コアラ触ってましたね。
これからワーホリに行く方、気をつけてくださいね!
無駄に焦らせるのとか、Q熱の注射も実費で出させる(300ドル!痛かった!笑)のはおかしいみたいです。
キャラバンオーナー夫婦(お金大好き&八方美人)も、悪徳エージェントとも手が切れないんだろうなあ〜と勝手に予想。
結局金だよねー!!

ここに書いたことがすべてではないにしろ、いい勉強になりました…私たちにもツメが甘い部分があったのは事実なので。
まー今回ごちゃごちゃしたのもあり仕事は断ることにして
(気持ちは完全に外に向かっていた為)山を降りることにしました。
結局ここで働くことはなかったけど、
キャラバンの住人はみんないい人で優しくて、
毎日すみれちゃんと本気で合唱曲(大地讃頌など。でもどっちもアルトだからかぶる)を歌ったり
田舎の気持ちいい道をずんずん歩き回ったり、野菜だけのヘルシーなご飯食べたり(単に肉が買えないため)毎日が贅沢で楽しい毎日でした。

まあ毎晩「このまま仕事が決まらなかったらどうしよう…」と超絶じりじり焦ってはいたんですが。
キャラバンでお世話になった方々、本当にありがとうございました!
皆さんに会えたからこそあそこにいて良かったと思えました。
そして一ヶ月半近く面白おかしく過ごしたすみれちゃんともしばしのお別れ。
すみれちゃん、本当にありがとう。
またパースで会おう!と再会を誓い、シドニーでさようなら。
すみれちゃんは憧れのブルーマウンテンへ旅立ちました。……………
ちなみに、前回の投稿で銀歯取れた話書きましたが、
結果的に合計3個取れ(嘘でしょー?!)今も一つ空いたままのところがあります。稼いだら塞ごう………(幸い痛みはなし)
そして今はパースにいます。
まさかのパース!
ワーホリ第三章(え?まだなにも始まってない…)の始まりです。
こっちきて二ヶ月経たない位ですが、
もういろいろありすぎて半年位いるような感じがしてます。
まずいー!老けるわー!

オーストラリアのど田舎インバレル。環境は本当によかった。

毎日キャラバンの窓から通行人をウォッチング。
江戸川乱歩の世界観ばりに粘着質なわたしたち。
なんにも興味が湧かなかったシドニー。